その昔、津谷裕子さん(この本の著者・故人)と私も含めた地域住民有志とで「杉並病をなくす会」を立ち上げて以来、津谷さんとのご縁は続き、この本もその流れで世に出すのをお手伝いいたしました。その時に使用した名称は「化学物質による大気汚染を考える会」でした。津谷さんは故人となられ、この本をブックレットとして世に出しながら必要とされる人々にお渡しできなくて、そこでサイトにアップすれば少なくとも誰でも読むことができる、と今回志を同じくする方々とやってみました。今回の名称は「化学物質による環境汚染を考える会」。津谷さんのご遺志が少しでも実るようにと願っております。
2022年10月 森上 展安
杉並中継所が創業を開始した1996年当時、私はまだ高校生でした。生活圏の近くで、後に「杉並病」と呼ばれた環境問題が発生していることを認識しながらも、自らがその実害を感じることがなかったために無関心のまま歳を重ねてまいりました。今回ご縁からホームページ制作をお手伝いさせていただく中で、 遅ればせながらその実態と多くの方々が被った実害を知ることとなりました。本サイトが地球のどこかで同じ悩みを抱えている方々に届き、少しでも多くの皆様のお力になれれば幸いです。
ホームページ制作・編集担当 MK